有害な溶接ヒュームを発生源で絶つ!
溶接ヒュームとは、アークによって溶接した母材および溶接ワイヤが高温により気化し、凝集することにより生じた浮遊微粒子のことです。粒子の大きさは0.1ミクロンから数ミクロンで、溶解プールに比べ、きわめて高温なワイヤ先端のアークの中心が発生源です。溶解した金属が蒸気となり、拡散してゆく過程で凝集し、溶接ヒュームとして広い範囲に浮遊します。ソリッドワイヤの場合、ワイヤと同じ成分である酸化鉄及び合金成分の酸化物で構成されています。溶接ヒュームのような微細な物質を長期にわたり吸い込むと、肺の中に密積し、塵肺の一種の溶接工肺となります。
溶接ヒュームとは、アークによって溶接した母材および溶接ワイヤが高温により気化し、凝集することにより生じた浮遊微粒子のことです。粒子の大きさは0.1ミクロンから数ミクロンで、溶解プールに比べ、きわめて高温なワイヤ先端のアークの中心が発生源です。溶解した金属が蒸気となり、拡散してゆく過程で凝集し、溶接ヒュームとして広い範囲に浮遊します。ソリッドワイヤの場合、ワイヤと同じ成分である酸化鉄及び合金成分の酸化物で構成されています。溶接ヒュームのような微細な物質を長期にわたり吸い込むと、肺の中に密積し、塵肺の一種の溶接工肺となります。
ブラシレスブロワモータの搭載によりパネル操作で簡単に風量を調整することができます。また吸引容量アップにより、ロボット溶接等のヒューム発生量が多い場合にも対応可能。また、高濃度ヒュームにも対応しています。トーチスイッチやロボットコントローラの外部出力等に連動して吸引する省エネ構造です。
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フィルターの目詰まりによる吸収風量の低下に対応するために、エアブローパイプをフィルター内側で回転させるフィルター清掃機能を搭載しています。
本体にメタルフィルター(100x200)を2セット標準装備することで、火のついたスパッタがフィルター室に侵入するのを防ぎます。
万一のフィルター(ヒューム)火災発生時には、温度センサによりブロワを停止する事で酸素の流入を遮断して自己消火を助けます。また温度センサと連動して、炭酸ガス(外部より接続する必要があります。)をヒュームコレクターフィルター室内に噴射して延焼をすばやく抑える機能もオプションとして追加可能です。
■仕様
形式 | WF-180 |
電源 | 3相200V |
最大風量 | 3.1m3/min |
最大静圧 | 23.5kpa |
定格電流 | 5.0A |
最大出力 | 1,000W |
フィルター | 1本 |
騒音 | 75dB(A) |
重量 | 80kg |
本体寸法 | 360(W)×660(L)×1,000(H)mm |
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